春の陽気が心地よい4月。
保育園では、新しい年度が始まり、子どもたちの成長を祝う4月生まれのお誕生会がやってきますね。
保育士の皆さんにとって、お誕生会は子どもたちの笑顔が輝く大切なイベント。
特に4月は、入園・進級したばかりの子どもたちもいるため、温かく楽しいお祝いをしたいですよね。
この記事では、4月生まれのお誕生会をさらに盛り上げるための、絵本、歌、手作りプレゼント、そしてメインの出し物アイデアを、構成案、ねらい・留意点と共にご紹介します。
メインの出し物で子どもたちが喜んでくれた実例を参考に、4月らしさを感じられる、心温まるお誕生会を企画するヒントが満載です!
構成案(誕生会の流れ「50分程度」)
- 誕生者入場 (5分)
- はじめのことば (3分)
- 絵本の読み聞かせ (5~7分)
- 歌のプレゼント (5分)
- 手作りプレゼント贈呈 (5分)
- メインの出し物 (10~15分)
- お祝いのメッセージ (5分)
- おわりのことば (3分)
各項目の詳細なアイデア、ねらい、留意点を参考にされて下さい。
1. 誕生者入場
▪️アイデア:
誕生児は、特別な音楽に合わせて、みんなの拍手の中を入場しましょう。
事前に簡単な王冠や花の飾りなどを用意し、身につけてもらうと、より主役らしさが際立ちます。
▪️ねらい:
・誕生児を特別な存在として迎え、お祝いムードを高める。
・誕生児に喜びと期待感を与える。
▪️留意点:
・誕生児が緊張しないよう、温かい雰囲気を作る。
・入場経路の安全を確保する。
2. はじめのことば
▪️アイデア:
司会は、子どもたちの注目を集める明るい声で始めましょう。
「4月生まれのお友だち、お誕生日おめでとう!」と元気よくお祝いし、誕生児の名前を呼びます。
少し照れくさそうな誕生児の笑顔を引き出すように、優しく話しかけてあげてくださいね。
▪️ねらい:
・誕生児の存在を認め、お祝いの気持ちを伝え、お誕生会全体の和やかな雰囲気を作る。
▪️留意点:
・緊張している誕生児に配慮し、優しい言葉で話しかける。
・他の子どもたちも一緒にお祝いする気持ちを持てるように促す。
3. 絵本の読み聞かせ
▪️アイデア:
4月のお誕生会にぴったりの絵本を選んで、読み聞かせで心を温めましょう。春の自然や新しい出会いをテーマにした絵本は、この時期ならではのワクワク感を高めます。
▪️ねらい:
・春の季節感や自然への興味を引き出す。
・物語を通して、誕生児への共感や祝福の気持ちを育む。
・集中力を養い、静かに話を聞く態度を促す。
・留意点
・絵本を選ぶ際は、子どもの年齢や発達段階に合わせる。
・読み聞かせの際は、抑揚をつけて楽しく、子どもたちの反応を見ながら進める。
【おすすめ絵本例】
▪️「ぐるんぱのようちえん」(福音館書店):子どもたちが大好きな絵本。楽しんでみてくれること間違いなし!!
▪️「たんじょうびおめでとう」(こぐま社):誕生日の喜びをこぐまちゃんがシンプルに伝える定番絵本。
▪️「はじめてのおつかい」(福音館書店):新しい環境にドキドキしている子どもの気持ちに寄り添う絵本。
4. 歌のプレゼント
▪️アイデア:
誕生日の歌は、みんなで歌うことでお祝いの気持ちがより一層伝わります。定番の歌に加えて、春を感じさせる歌をプラスするのもおすすめです。
▪️ねらい:
・みんなで歌うことの楽しさを味わい、一体感を育む。
・誕生児をお祝いする気持ちを歌で表現する。
・季節の歌を通して、言葉や表現力を豊かにする。
▪️留意点:
・子どもたちが知っている歌を選ぶ。
・歌いやすいように、ゆっくりとしたテンポで歌う。
・手振りなどを加えると、より楽しく歌える。
▪️おすすめの歌:
♪たんたんたん 誕生日
♪チューリップ
♪ちょうちょう
♪春がきたんだ
5. 手作りプレゼント贈呈
▪️アイデア:
保育士からの手作りプレゼントは、子どもたちにとって特別な宝物になります。年齢に合わせて、実用的で喜ばれるものを選びましょう。
▪️ねらい:
・祝福されることで喜びを感じ、温かい気持ちになる。
・手作りの温かさや、もらう喜びを体験する。
▪️留意点:
・安全に配慮した材料や作り方にする。
・アレルギーを持つ子どもがいる場合は、材料に注意する。
・誕生児一人に合わせた、心のこもったプレゼントにする。
手作りプレゼントアイデア:
【0~2歳児】
手形・足形を使ったメッセージカード、フェルトで作ったおもちゃ
【3~5歳児】
ビーズで作ったアクセサリー、イラスト付きのフォトフレーム、折り紙で作ったお花のプレゼント
6. メインの出し物
▪️アイデア:
お誕生会のメインイベントとなる出し物は、子どもたちが参加して楽しめる内容にするのがポイントです。4月らしいテーマを取り入れると、季節感も演出できます。
▪️ねらい:
・楽しい雰囲気の中で、お祝いの気持ちを共有する。
・表現力や想像力を豊かにする。
・友達と協力したり、一緒に楽しんだりする経験をする。
▪️留意点:
・子どもたちの年齢や発達段階に合わせて、無理のない内容にする。
・参加型の出し物にする場合は、全員が楽しめるように配慮する。
・準備やリハーサルをしっかり行い、スムーズな進行を心がける。
・安全に配慮して行う。
出し物アイデア例
☑️ボックス春の妖精に変身!: 保育士が春の妖精に扮して登場し、歌やダンスを披露。子どもたちも簡単な衣装を身につけて一緒に踊ると盛り上がります。
☑️花びらシャワー: 造花や折り紙で作った花びらを、誕生児に向けてみんなで撒きます。華やかで写真映えもします。
☑️春の生き物クイズ: 春にちなんだ生き物(ちょうちょ、てんとう虫など)のクイズを出します。正解すると、みんなで拍手してお祝いしましょう。
☑️絵本を飛び出す劇: 読み聞かせした絵本の世界を、簡単な劇で再現します。子どもたちが知っているお話なので、親しみやすく楽しめます。
☑️みんなでつくる大きな桜の木: 画用紙や折り紙で桜の木を作り、みんなで花びらを貼り付けて完成させます。共同作業で一体感が生まれます。
体験談〜出し物で子どもたちが喜んだ実例〜
【春の生き物クイズ影絵】
春の生き物クイズで、シルエットクイズを取り入れてみました。
スクリーンに映し出される影を見て、「ちょうちょ!」「てんとう虫だ!」と、子どもたちは目を輝かせて答えてくれました。
特に、少し難しいシルエットが出ると、友達と顔を見合わせながら「なんだろう?」と考える姿も見られ、想像力を掻き立てられたようです。正解が分かると、歓声があがり、クイズへの参加意欲がさらに高まりました。
7. お祝いのメッセージ(保護者参加型の誕生会の場合)

▪️アイデア:
誕生児の保護者からのメッセージは、感動的なサプライズになります。
事前に依頼しておき、お誕生会で紹介しましょう。
保育士からも、日頃の成長を温かい言葉で伝え、愛情たっぷりにお祝いしましょう。
▪️ねらい:
・保護者と保育士が協力して、誕生児の成長を祝う。
・誕生児にとって、家族や保育士からの愛情を感じる機会を作る。
・成長を振り返り、今後の成長への期待感を持つ。
▪️留意点:
・保護者への依頼は早めに行う。
・メッセージの内容は、プライベートなことに触れすぎないように配慮する。
・保育士からのメッセージは、一人ひとりの個性や成長を具体的に伝える。
8. おわりのことば
▪️アイデア:
楽しい時間はあっという間。
最後は、司会の先生が改めてお祝いの言葉を述べ、お誕生会が無事に終了したことを伝えます。みんなで拍手をして、温かい雰囲気の中でお開きにしましょう。
▪️ねらい:
・お誕生会の終わりを告げ、満足感や達成感を共有する。
・誕生児への祝福の気持ちを改めて伝える。
▪️留意点:
・明るく、前向きな言葉で締めくくる。
・子どもたちが落ち着いて次の活動に移れるように、簡潔にまとめる。
まとめ
4月生まれのお誕生会を盛り上げるためのアイデア集はいかがでしたでしょうか?
誕生児の特別な入場から始まり、春らしい絵本や歌、心のこもった手作りプレゼント、そして工夫を凝らした出し物で、4月生まれのお子さんにとって忘れられない素敵な一日を演出してくださいね。
特に、出し物では、子どもの興味を引くような工夫を取り入れることで、より一層お祝いの気持ちが伝わり、楽しい思い出を作ることができます。
保育士の皆さんのアイデアと愛情で、お誕生会がさらに素晴らしいものになることを願っています。
また5月の誕生会案は毎月末の投稿しますのお楽しみに!!